日本経済新聞
2011年 9月8日 (執筆・連載)
クロスボーダー REVIEW
美術家・森村泰昌が見た映画 「サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-」

2011年 9月8日 (執筆・連載)
クロスボーダー REVIEW
美術家・森村泰昌が見た映画 「サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-」
2011年 10月号 No.736
《北野恒富・考/壱(恒富風桃山調アールデコ柄)》図版掲載
p.25
2011年 8月21日 (執筆・連載)
書評 : [視線] 鬼哭の島 (江成常夫著・朝日新聞出版)
2011年 10月号 (執筆)
美術を巡る旅 美術家 森村泰昌さんと東北へ、四国へ 日本の名画と心を巡る旅 p108-119
森村さんと巡った美術館 :青森県立美術館・棟方志功記念館・岩手県立美術館・
萬鉄五郎記念美術館・金刀比羅宮・大塚国際美術館
タイトル : ふたつの太陽 企画 ・ イケムラレイコ
場 所 : シュウゴアーツ (03-5621―6434)
会 期 : 2011年 8月23日~9月24日
出展作 : 白い闇
他の出展者は、ボリス・ミハイロフ、中平卓馬、戸谷成雄、米田知子、
イケムラレイコの5名の方々。
2011年 8月18日 (執筆・連載)
クロスボーダー REVIEW
美術家・森村泰昌が見た映画 「ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー」
お知らせ
10月8日より岩手県立美術館で開催予定にしていた、森村泰昌による
「非常時の芸術」について考える新作展が中止されることになりました。
以下、美術館からの公式な「お知らせ」全文を記します。
またこの中止について、森村がこのHPの日記のページに8月8日〜
17日付けで、一文を寄せていますので、そちらも御覧ください。
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「森村泰昌「人間風景」-萬鐵五郎、松本竣介、舟越保武とともに-」展
の中止について
今秋、岩手県立美術館で開催する予定でおりました標記展覧会を中止
することとなりました。大変に残念なことですが、ご報告を申し上げます。
この展覧会で、森村氏は、岩手ゆかりの3人の美術家、萬鐵五郎、
松本竣介、舟越保武の代表作からテーマを得て、それぞれの時代と
社会に向きあいつつ、3人ともに悩み苦しんで深い美術表現を獲得し
たことを森村氏自身の表現を通じて再現しなおし、美術は時代とどう
つながっているかということを、この岩手の現状の中において熟考して
みようと試みていました。森村氏の意図と情熱は、そのまま岩手県立
美術館の災害復興意識と合致し、また、美術館連絡協議会をはじめ
とする多くの関係の方々の共感も呼び、総意でもって展覧会準備を
進める力になっておりました。
作品準備の努力は続けられ、完成まであと一歩というところまで来て
いましたが、森村氏がテーマに選んだ作品の一部が、そのご遺族から
使用許可を得られないという事態になりました。該当の作品も、近代
日本の社会から発した深刻な問題をテーマとして苦悩の底から制作
されていて、それだけに森村氏の共感も深く、また、そのために、
ご遺族には、森村氏の問題提起と該当作品がもつ固有の問題提起
とは一体にできない別個のものと認識され、数度の話し合いを経るも
認識の一致を見ることは叶いませんでした。結果として実現に踏み出
すことが不可能となり、このたびのプロジェクトを中止することに至りま
した。
森村泰昌氏と美術館連絡協議会、岩手県立美術館の合議により、
標記展覧会の開催中止を決定いたしたことをここにご報告申しあげ
ます。
平成23年8月12日
岩手県立美術館
読売新聞社
美術館連絡協議会