2010/09/19

9月15日

昨日と今日、はじめての人間ドック受診の予定だったが、昨日14日、一日目の受診の後帰って熱を計ると、37度台になっていた。東京でひいた風邪をこじらせたらしい。かかりつけの内科と耳鼻科をはしごする。人間ドックに行きながら、他にふたつも病院を渡り歩くというのは不思議な気分だ。どうも体が良い人でないと人間ドックにはふさわしくないようだ。
このことは、スポーツジムにもあてはまる。ジムは元気な人がさらに元気になるために行くところである。ジムに行けるくらい元気であれば、なにも問題はないということであろう。
そんなわけで15日の二日目の人間ドックはキャンセルし、家でぶらぶらした。
元気になったら再度続きを受ける。元気になったら病院に行く、というのもやっぱりヘンな話である。


2010/09/13

9月13日

9月10日、東京に行く。午後、神田の写真弘社でたくさんの写真プリントのチェック。夜は、日比谷の高橋コレクション展のオープニングパーティに参加。
大勢の人がいる場所では、あちこちからいっぱいいろいろな音や声が耳に入って来て、今目の前のいる人の声がかき消される。以前、自分は難聴気味なんだろうかと医者に診てもらったこともあるが、正常だとのこと。私の精神はノイズカットの機能が働いていないのだろうか。
ホテルに戻ると喉が痛い。今年はよく夏風邪をひく。
9月12日。ウチのピラカンサスの鉢に突然キノコがはえていた。全長10センチを超えるキノコ。キノコ通でもある写真評論家の飯沢耕太郎さんにさっそくメールを打つと返事をすぐにいただいた。カラカサタケあるいはザラエノキタケではないかということだった。毒キノコではなさそうだ。お向かいの飼い犬のポンコが食べてしまっても安心だ。
夕方水やりの水がかかると、いきなり赤茶に変化した。この情報はまだ飯沢さんには伝えていない。
k-1
*写真は突然はえた大きなキノコ


2010/09/09

9月4日

思えば7月初めから2ヶ月あまり、ときどき日記が滞った。
日記とは、なにかをなした後の記録だが、なにかをなすことが追いつかない毎日を過ごしていると、
なした事の記録を記すよりも、なした事の次ぎに来るなすべきことのほうが優先されてしまう。
などと説明しても、ようするに日記を書くのが苦手な私の昔からの性格が出てしまったというに過ぎない
のかもしれない。

4日も猛暑。豊田市美術館で上野千鶴子さんとのトークがあった。初顔合わせ。はじめてのひとは緊張するが、
この緊張が吉と出るか凶と出るかはわからない。
今日はどっちだったのだろう。
豊田市美術館での個展は明日で終了。高松市美術館で開催中の「モリエンナーレ/まねぶ美術史」も明日で終了。
私の夏がこうして終わる。

上野さんとの対談のどこかで、原田康子作「挽歌」という小説について話そうと思っていたが、忘れていた。
昔、NHKのテレビドラマで初めて知って、その後すぐに文庫本を買って読んだ。テレビドラマでは、ビバルディ
の「四季」の「夏」がタイトル曲として使われていた。ビバルディを初めて知ったのもこのドラマでだった。

「挽歌」は「晩夏」を想起させる。
今年もいよいよ後半にはいってゆく。


2010/07/05

7月1日〜2日

クロワッサンプレミアム取材の続きで、今回は札幌に行く。
伊丹から朝のフライトで千歳に到着。雨模様。プレミアムの副編集長齊藤さん、写真家の伊藤さん。そして今回のライターは藤原さん。みんなと合流し車で、モエレ沼公園に行く。イサム・ノグチが死の直前1988年にデザインして、2005年のオープンした広大な公園である。
モエレモニュメント
*写真はモエレ沼公園のモニュメント

お昼をモエレ沼公園敷地内のフランス料理店で。すべての皿が合格点だったが、特に野菜は抜群。
公園内を自転車で散策。夕方4時すぎからの噴水のショーを見て、札幌市内に戻る。だんだん天気がよくなってきて、首筋が真っ赤に腫れる。
モエレ噴水
*写真はモエレ沼公園の噴水

夜は伊藤さんおすすめのジンギスカンの店「だるま本店」で堪能。そのあと、みんなでシャンソンライブのバー「銀巴里」が気になり行く。東京の「銀巴里」は閉店したが、ここは40年続いているという。この夜のゲスト歌手、松宮一葉さんは、網走に生まれ札幌で唄っているという。その生い立ちを背景にした内容の歌には心滲みるものがある。帰り際、カウンターでCDを購入。
だるま看板
*写真は、「だるま本店」の看板

翌2日、主要な目的である、三岸好太郎記念美術館を訪れる。今回が二度目の来訪。31歳で他界するまでの画風の変貌のダイナミズムに驚かされる。
記念美術館の後、昨日夕方に訪れた、大通り公園内に設置されたイサム・ノグチ作の滑り台彫刻「ブラック スライド マントラ」を再訪。その後は、フラワーフェスティバルを見て、いくつか高山植物を購入。
昼は札幌市内の鮨店北斎にて。
午後、美唄の「アルテピアッツァ美唄」に行く。
廃校を活用した美しい景観に彫刻家安田侃の彫刻が展示されている。
美唄はもともと炭坑の街である。車の窓からあちこちに見かける壊れた家屋と、美しく甦ったアルテピアッツァの対比が印象的で、「いったいどちらを美と言うべきか」考えさせられた。
アルテピアッツァ
*写真はアルテピアッツァの木立

帰りの千歳空港でアスパラを買う。
帰宅後さっそく食する。見事に美味で感動。


2010/06/30

6月22日〜26日

22日の朝、大阪を出て豊田に向かう。豊田市美術館での個展展示のため。
名古屋までは順調だったが、名古屋からの乗り継ぎを間違えて、知多半田まで行ってしまう。神宮まで引き返し、乗り換えて知立。知立からまた乗り換えてやっと豊田に着く。一時間以上遅れてしまったので、着くとさっそく展示を始める。
女優シリーズ約150点の展示計画はなかなか決まらなかった。やっと段取りが整い、8時から、美術館の天野一夫さん、都筑さん、西崎さん。ビデオ作品の展示のために京都から来てくれている岸本さんとで夕食。

23日午前9時半に美術館。「レクイエム」シリーズの展示概要を決定する。
私は、パソコンを持ち込み、締め切りが近い連載エッセー数本の執筆をやりながら、展示チェック。
100623全女優
*写真は、「全女優」展示風景

この日は、巨大な吹き抜け天井を布で覆ってビデオが上映できるよう真っ暗にするという、とんでもない作業を含む、さまざまな立て込みをやってくれているスーパーファクトリーの面々も加わって、約10名で夜の会食。

24日。展示する作品量は多いが、かなり順調に展示が進む。しかしみんなかなり疲れて来たので、本日は簡単に夕食を済ませ、ホテルに戻る。広島市現代美術館の角さん来館。次回の巡回は広島。そのためのリサーチ。熱心で感心する。
100624豊田夕景
*写真は、豊田夕景

25日。お昼過ぎ、都筑さんの車で蕎麦屋に行った帰り、豊田で話題の洋菓子屋さんベーレンに連れて行ってもらう。クッキー、パイ、プリンなどいろいろ買う。午後、中日新聞のインタヴュー、山脇一夫さんのインタヴューなど。
100625独裁者
*写真は、独裁者写真展示風景

26日。いよいよオープニング。朝から観覧者が熱心に入館する。午後4時からレストランでオープニングパーティ。あいにくの雨だったが、たくさんの方に来ていただけた。その後、二次会。ここもたくさんの人。三次会は10人くらい。四次会は4人。解散は午前3時をまわる。いい展覧会になったので、みんなの機嫌がいい。


2010/06/18

6月9日

晴天。レンタカーで博多から久留米に行く。目的は石橋美術館である。
青木繁をはじめ、藤島武二、黒田清輝、坂本繁二郎らの名作がそろう。
美術館のまわりのバラ園や日本庭園も美しい。今は花の季節で、さながら印象派の絵がそのまま現われ出たようだ。
6月9日
*写真は、印象派のような庭園

遅い昼食を久留米ラーメンの元祖「大砲」ですまし、第一回取材終了。七月にもう一回取材して、美術館を巡る旅の特集を組む。

東京組は飛行機で、そして私は新幹線で大阪へ戻る。
最近皮膚が敏感になり、紫外線にすぐに反応してしまう。手の甲、額、首筋に湿疹。鼻も真っ赤。注意していたのだが、なかなかブロックしきれない。


6月8日

午前9時、ホテルロビーに集合。レンタカーで倉敷へ。大原美術館取材である。
エルグレコから近現代の絵画まで、すばらしいコレクションである。工芸館の棟方志功や河井寛次郎、浜田庄司、バーナードリーチ、芹沢銈介などもすばらしい。
遅めのお昼を蕎麦屋でとり、美術館隣の喫茶店「エルグレコ」の取材に行く。
6月8日グレコ
*写真はエルグレコ正面

大原美術館終了後、「のぞみ」で倉敷から博多へ移動。
ホテルに荷物を置き、夕食は、まず、炊餃子が自慢という居酒屋「池田商店」に行き、続いて「りぼん」へ行く。モツが評判の店らしい。入り口にネオンで「りぼん」とあり、店内の壁は真っ赤。
6月8日リゥ・・・韃
*写真は「リボン」店内

「りぼん」とは臓物の部位のひとつで、焼くと皮が縮んで中の身が左右に盛り上がり、りぼんのような形になることが由来らしい。焼きりぼんは、思った以上に美味だった。