月別アーカイブ: 2013年11月

2013/11/21

森村泰昌によるギャラリートーク@資生堂 フォトレポート

去る11月16日に、「森村泰昌展 ベラスケス頌:侍女たちは夜に甦る」関連企画 森村泰昌によるギャラリートークが資生堂銀座ビル 花椿ホールにて開催されました。
当日の様子をレポートいたします。
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トーク前半は、展覧会に出品された作品の構想から、プラド美術館でのロケ、撮影に用いられた立体まで、イメージが実際にかたちになるまで制作の裏側を語っていきました。
創作の様子を手に取るように分かる写真や森村の語りに、会場からは時折驚きや感嘆の声が響き渡りました。
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作品のイメージ画
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プラド美術館でのロケの様子
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フェリペ4世用の立体

中盤には、ヘアメイクを担当された計良宏文氏にもご登壇いただき、撮影現場の感想などコメントをいただきました。
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「この作品に関わったことで、未知の体験をさせていただいた。」と計良氏。
その後、YouTubeにて配信されているメイキングムービーのロングバージョンを上映しました。

後半は、森村がベラスケスの《ラス・メニ―ナス》と「どのように戯れるか」を考え、どうやって自身の作品へと着地していったのかを、ベラスケスの作品、絵画に描かれたマドリード王室の人々を取り上げながらトークを展開していきました。
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「画中に、過去、現在、未来の3つの開口部を見つけ出した」という森村。この開口部から出入りする森村本人が作品中に登場します。
展覧会をご覧になられた方々にとっても、もう一度細部まで鑑賞したくなる奥深いトークは、2時間半に渡る充実した時間となりました。


2013/11/20

美術の窓

2013年12月号  (インタビュー)

“ナマモノ”の目の面白さ
森村泰昌: セルフポートレイトにおける目の表現
pp.50-52


2013/11/15

新刊『クロスボーダーレビュー 2009-2013  森村泰昌×平野啓一郎』

共著  2013年10月18日/日本経済新聞社/全294ページ/¥1700+税

森村が日本経済新聞紙面にて連載担当しました映画評が、小説家・平野啓一郎氏の美術展評とともに単行本化されました。
互いに表現者として、読者に作品の新たな見方を投げかけた4年間の批評集。
巻末にはオリジナル対談「CROSSBORDER TALK 森村泰昌×平野啓一郎」を収録。
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2013/11/12

ギンザ

2013年12月号

G’s ART もふくちゃんのWhat’s Art?
「絵のなかで遊ぶ」という欲望
YASUMASA MORIMURA
(文=もふくちゃん)
p.127


2013/11/11

お 知 ら せ

 「森村泰昌」芸術研究所HPをご覧いただきましてありがとう
ございます。
当HPも2005年5月の開設以来、8年半を経過致しました。
その間SNSという新しいツールによる情報発信も盛んになって
きています。最近、当研究所もSNSによる発信を行っておりま
すが、森村公認SNSアカウントは、所員が運営している「森村
泰昌」芸術研究所のみで、森村本人による Twitter , Facebook は
存在しません。本人の言葉は「ときどき日記 by 森村」でご覧に
なれます。

今後とも「森村泰昌」芸術研究所をよろしくお願い致します。

Facebook: https://www.facebook.com/morimura.yasumasa
Twitter: https://twitter.com/ymorimura      


SANKEI EXPRESS 特別版

2013年11月11日 (インタビュー)

アートクルーズ
絵画の内?外? 迷宮にようこそ
2つの森村泰昌展
(文=黒沢綾子)


2013/11/08

テレビ出演 ぶらぶら美術・博物館

2013年11月15日 BS日テレ ぶらぶら美術・博物館
20:00-20:54
品川・原美術館「レンブラントの部屋、再び」
~森村泰昌が演じて読み解く、17世紀巨匠の芸術と生涯~

森村が出演し、原美術館の展覧会をナビゲートします。ぜひご覧ください。