2010/12/06

イベントレポート

12月5日にBankART Studio NYK にて開催されました公演「リコンストラクション ラ・アルヘンチーナ頌」を観に行ってきました。
この公演は大野一雄フェスティバル2010の一環として行われ、氏の代表作である「「 ラ・アルヘンチーナ頌」を現代のアーティストによって再構築する試みでした。
森村は、及川廣信氏、小沼淳氏に続き三番目に登場。
金髪のウィッグに、花で飾られた帽子を被りメイクを施した森村は、三島由紀夫の「盾の会」の制服に身を包んでいました。まず森村の目の前に置かれたグランドピアノで鍵盤を弾き始めました。静かに徐々に激しくなっていく演奏に観客は耳を傾けます。
演奏が止み、森村の姿が消えるとバックの壁面4面に映像が流れてきました。
今回の公演のために制作されたパフォーマンス映像です。映像の中で森村は、森の中、暗闇の空間と踊り続けます。最後には、グランドピアノが置かれた空間で踊り、在りし日の大野一雄を彷彿とさせました。
4番目にKENTARO!!氏が登場し、約1時間に渡る公演は盛大な拍手とともに無事に終了いたしました。